猿も木から落ちる
(さるもきからおちる)

「猿も木から落ちる」の意味

名人でも、時には失敗することがあるということ。

「猿も木から落ちる」の使い方

クラスでいちばん漢字が得意な彼女が、テストで書き取りをまちがえた。猿も木から落ちるだ。

小学生に理解できる「猿も木から落ちる」を使った物語

コウタのお兄ちゃんは、中学校の水泳部のエースです。市の大会では、毎年のように優勝しています。

夏休み、家族でプールに行ったとき、コウタはお兄ちゃんに飛びこみを見せてもらうことにしました。お兄ちゃんは「よく見てて」と言って、飛びこみ台に立ちました。

ところが、お兄ちゃんが飛びこんだとたん、ばしゃーんと大きな音がして、水しぶきが高く上がりました。おなかから水面に落ちてしまったのです。

水から顔を出したお兄ちゃんは、おなかをさすりながら「いてて」と苦笑いしました。お父さんが笑って言いました。「猿も木から落ちる、だな。エースでも失敗することがあるんだね」

コウタは、いつも完ぺきに見えるお兄ちゃんでも失敗するんだと知って、少しほっとしました。コウタは、まだ顔を水につけるのがこわくて、練習をさけていたのです。

その日、コウタはお兄ちゃんに教わりながら、顔を水につける練習を始めました。何度かむせてしまいましたが、お兄ちゃんは「猿も木から落ちるんだから、コウタも失敗していいんだよ」と言ってくれました。

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