大山鳴動して鼠一匹
(たいざんめいどうしてねずみいっぴき)

「大山鳴動して鼠一匹」の意味

大騒ぎしたわりに、結果はたいしたことがないこと。

「大山鳴動して鼠一匹」の使い方

教室で大騒ぎになった「おばけ」の正体はカーテンの影で、大山鳴動して鼠一匹だった。

小学生に理解できる「大山鳴動して鼠一匹」を使った物語

ある日の朝、ナオの学校では、「今日、学校に特別なお客さんが来るらしい」といううわさが広まりました。

「有名なサッカー選手が来るんだって」「いや、テレビに出ている歌手らしいよ」。休み時間になるたびに、うわさはどんどん大きくなっていきました。みんなは朝からそわそわして、授業にも集中できません。

昼休み、校内放送で「全校のみなさん、体育館に集まってください」とよばれました。みんなは「いよいよだ!」と、走るように体育館に向かいました。

ステージに上がってきたのは、市役所の人でした。「今日は、ごみの分け方について説明します」。体育館には、がっかりした空気が広がりました。

教室にもどると、担任の先生が笑って言いました。「大山鳴動して鼠一匹、だね。朝からあんなにさわいでいたのに。うわさは、たしかめてから広めようね」

ナオは苦笑いしながら、うわさを広めてしまったことを少し反省しました。でも、ごみの分け方の話は思ったよりおもしろくて、家に帰ってからさっそく家族に教えてあげました。

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