雲を掴むよう(くもをつかむよう)

「雲を掴むよう」の意味

とらえどころがなく、はっきりしない様子。

「雲を掴むよう」の使い方

「将来の夢を具体的に」と言われても、まだ雲を掴むような話しか書けない。

小学生に理解できる「雲を掴むよう」を使った物語

五年生のリョウは、学級会で「クラスのみんなが楽しめるイベントを考える係」になりました。係は、リョウとアミとカズの三人です。

最初の話し合いで、カズが言いました。「みんながすごく楽しくなる、何か大きなことをやろうよ」。アミも「うん、思い出に残るようなことがいい」とうなずきました。

でも、何をするのか、いつやるのか、何が必要なのか、だれも具体的には言いません。三十分話しても、「楽しいこと」「大きなこと」という言葉がくり返されるだけでした。

リョウは思わず言いました。「なんだか雲を掴むような話だね。何をするのか、もっとはっきり決めないと、準備ができないよ」

そこで三人は、紙に「いつ」「どこで」「何をする」「必要なもの」と書いて、一つずつうめていくことにしました。すると、「三学期の最後の学活で、体育館でクラス対抗のドッジボール大会をする」という案がまとまりました。

先生に見せると、「これなら準備の計画も立てられるね」とほめてもらえました。雲を掴むようだった話も、一つずつ書き出せば形になる。リョウはそう感じながら、ボールの数を数えに体育倉庫へ向かいました。

「雲を掴むよう」の例文

  • 「とにかく大きなことがしたい」という話は、雲を掴むようで、何をすればいいのか分からない。
  • 自由研究のテーマが雲を掴むような話のままで、何から調べればいいのか分からなかった。
  • 地図もないまま宝物をさがすなんて、雲を掴むような話だ。

「雲を掴むよう」の類語

「雲を掴むよう」の対義語

  • 具体的
  • 手に取るよう

「雲を掴むよう」の由来

空に浮かぶ雲は、目には見えても手でつかむことはできません。そのように、ぼんやりしていてとらえどころがないようすをたとえた言葉です。

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