虫の居所が悪い(むしのいどころがわるい)

「虫の居所が悪い」の意味

機嫌が悪く、ちょっとしたことにも腹を立てやすい様子。

「虫の居所が悪い」の使い方

兄は朝から虫の居所が悪いらしく、話しかけただけでどなられた。

小学生に理解できる「虫の居所が悪い」を使った物語

タケルは学校から帰ると、すぐにリビングでゲームを始めました。いつもなら、台所のお母さんから「宿題は?」と声がかかるくらいです。

ところがその日は、お父さんが早く帰ってきていました。タケルがゲームの音を大きくすると、お父さんは「うるさい、音を小さくしなさい」と、いつもより強い声で言いました。

タケルがびっくりしていると、くつ下がぬぎっぱなしだと言われ、ランドセルの置き方まで注意されました。いつもなら何も言われないことばかりです。

タケルが台所に行ってお母さんにそっと聞くと、お母さんは小さな声で言いました。「お父さん、今日は仕事でうまくいかないことがあったみたい。虫の居所が悪いのよ。少しそっとしておいてあげて」

タケルはゲームをやめて、ぬぎっぱなしのくつ下を洗たくかごに入れました。それから、お父さんの好きな麦茶をコップに入れて、テーブルに置きました。

しばらくすると、お父さんが「さっきは強く言いすぎたな。ごめん」とあやまりました。「今日は虫の居所が悪くて、タケルに当たってしまった」と言うお父さんに、タケルは「いいよ。あとでいっしょにゲームしよう」と笑って答えました。

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