芸は身を助ける
(げいはみをたすける)

「芸は身を助ける」の意味

身につけた芸が、困ったときに暮らしの助けになるということ。

「芸は身を助ける」の使い方

会社をやめたおばは、得意な料理を教える教室を開いて暮らしている。芸は身を助けるだ。

小学生に理解できる「芸は身を助ける」を使った物語

ミサキのおばあちゃんは、若いころから、着物をぬう仕事をしていました。今でも、家には古いミシンと、たくさんの布があります。

ある日、ミサキの学校で、学習発表会の劇に使う衣装が足りないことがわかりました。先生たちは、本番まであと一週間しかないと困っていました。

それを聞いたミサキは、おばあちゃんに相談しました。おばあちゃんは「それなら、わたしにまかせて」と言って、布を広げ、型紙を作り始めました。

おばあちゃんは、三日で十着の衣装をぬい上げました。どの衣装も、まるでお店で買ったようにきれいにできていました。学校の先生たちは、とても感謝してくれました。

本番の日、衣装を着たクラスのみんなは、とても生き生きと演技をしました。劇が終わると、校長先生がおばあちゃんにお礼を言いに来てくれました。

帰り道、お母さんが言いました。「おばあちゃんのさいほうの腕が、こんなところで役に立つなんてね。芸は身を助けるって、本当だね」。おばあちゃんは「若いころに覚えたことは、忘れないものね」と、にこにこ笑いました。

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