臭いものに蓋をする
(くさいものにふたをする)

「臭いものに蓋をする」の意味

都合の悪いことを、その場しのぎで隠そうとすること。

「臭いものに蓋をする」の使い方

散らかった物を押し入れにつめこむのは、臭いものに蓋をするだけで片付けにならない。

小学生に理解できる「臭いものに蓋をする」を使った物語

ある日、ソウタはサッカーボールをけっていて、家のリビングのかべにボールを当ててしまいました。かべには、小さな黒いあとがついてしまいました。

お母さんにしかられるのがこわくて、ソウタはかべのあとの前に、こっそり大きなポスターをはりました。これで見えなくなったと、ソウタはほっとしました。

ところが、一週間後、お母さんが部屋のもようがえをすることになりました。ポスターをはがしたとたん、かべの黒いあとが出てきました。

お母さんはソウタを見て言いました。「臭いものに蓋をする、というやり方は、その場しのぎにしかならないのよ。かくしても、いつかは見つかるんだから」

ソウタは「ごめんなさい。しかられると思って、かくしちゃった」と正直にあやまりました。お母さんは、「すぐに言ってくれたら、そのときにきれいにできたのにね」と言いました。

それから二人で、かべのあとを消しゴムと布でこすって、きれいにしました。ソウタは、臭いものに蓋をするより、正直に話したほうがずっと気持ちが楽になるんだとわかりました。

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