しのぎをけずる(しのぎをけずる)

「しのぎをけずる」の意味

激しく争うこと。

「しのぎをけずる」の使い方

二人はクラス一位をめぐって、しのぎをけずっている。

小学生に理解できる「しのぎをけずる」を使った物語

町の小学校では、毎年冬に、地域の書き初め大会が開かれます。今年、六年生の部で注目されていたのは、ユイとサクラの二人でした。

ユイとサクラは、同じ書道教室に通っていて、去年の大会では、二人そろって金賞をとりました。今年は、最優秀賞をめざして、二人とも冬休みの間、毎日何時間も練習していました。

書道教室では、二人はいつもとなり同士の席でした。ユイが一枚書くと、サクラも負けじと一枚書きます。おたがいの作品を見ては、「ここのはらいがきれいだね」「わたしも、もっと練習しなきゃ」と言い合いました。

教室の先生は、二人の様子を見て言いました。「ユイさんとサクラさんは、しのぎをけずっているね。激しく争う、という意味だよ。いいライバルがいると、どちらも上手になるものだ」

大会の日、二人は真剣な顔で筆を持ちました。会場は静まり返り、筆の音だけが聞こえていました。

結果は、ユイが最優秀賞、サクラが優秀賞でした。サクラは少しくやしそうでしたが、ユイに「おめでとう」と言いました。ユイも「サクラがいたから、ここまでがんばれたよ」と答えました。

帰り道、二人は「中学生になっても、しのぎをけずろうね」と約束しました。激しく争いながらも、おたがいを認め合える二人は、だれよりも仲のいい友だちでもあったのです。

「しのぎをけずる」の例文

  • 夏祭りの花火大会では、二つの花火の会社が、より大きく美しい花火をめざしてしのぎをけずった。
  • 春の大会で、二つの学校のリレーチームは、ゴールの直前までしのぎをけずった。
  • 祖父と近所の友だちは、毎年どちらが大きなかぼちゃを育てるかで、しのぎをけずっている。

「しのぎをけずる」の類語

「しのぎをけずる」の由来

刀の「しのぎ」(刃と背のあいだの高くなった所)がけずれるほど、激しく切り合う様子にたとえた言い方です。

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