朝飯前(あさめしまえ)

「朝飯前」の意味

朝ごはんを食べる前でもできるくらい、とてもかんたんなこと。

「朝飯前」の使い方

九九の二の段なんて、今のぼくには朝飯前だ。

小学生に理解できる「朝飯前」を使った物語

二年生のあおいは、なわとびの二重とびがまったくできませんでした。休み時間に見る六年生のお兄さんたちは、何十回も軽々ととんでいます。

「どうしたらそんなにとべるの」とあおいが聞くと、六年生のけんたは笑って言いました。「ぼくも最初は一回もできなかったよ。毎日少しずつ練習したんだ」。

その日から、あおいは毎朝、家の前で練習を始めました。はじめは足にひもが引っかかってばかりでしたが、一か月たつと一回とべるようになりました。

雨の日は、げんかんの中で、ひもを使わずにジャンプだけ練習しました。手首を小さく回すこつは、けんたが昼休みに何度も見せてくれたものでした。

二か月後には、十回続けてとべるようになりました。体育の時間、先生に「すごいね、どうやったの」と聞かれ、あおいは胸をはりました。

「今では、十回くらいなら朝飯前です」。そう言ってから、あおいは、けんたも同じように練習を重ねてきたんだと気づきました。

かんたんに見えることも、そのうらには努力があるのです。あおいは次の目標の三十回に向けて、また朝の練習を続けました。

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