青菜に塩(あおなにしお)

「青菜に塩」の意味

元気をなくして、しょんぼりする様子のたとえ。

「青菜に塩」の使い方

試合に負けた弟は、青菜に塩のようにしょんぼりしていた。

小学生に理解できる「青菜に塩」を使った物語

四年生のソウタは、朝からとても元気でした。今日は、楽しみにしていたサッカーの試合の日なのです。

ところが、試合の直前、コーチがメンバーを発表すると、ソウタの名前はよばれませんでした。けがをしていた先輩が、今日からもどってきたのです。

ソウタは、ベンチにすわったまま、すっかり下を向いてしまいました。さっきまで大きな声を出していたのが、うそのようです。それを見たお母さんは、「さっきまであんなに元気だったのに、青菜に塩ね」とつぶやきました。

試合が始まっても、ソウタはしょんぼりしたままでした。すると、コーチがとなりにすわって言いました。「ソウタ、後半は出てもらうつもりだよ。前半は、相手のチームの動きをよく見ておいてくれ」

それを聞いたソウタは、顔を上げて、相手チームの動きを一生けんめい観察しました。後半に出場すると、前半に見ていた相手のくせを生かして、見事にボールをうばいました。

試合のあと、お母さんが「青菜に塩だったのに、すっかり元気になったね」と笑いました。ソウタは「ベンチで見ていたのも、ちゃんと役に立ったよ」と、うれしそうに答えました。

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